■40代 女性 鳥取市 会社員(事務職)
■来院
2016年 10月
症状について
朝起きた時に強い腰痛、また、毎日1時間以上の車通勤時にも痛みがある。
朝起きた時には、腰全体が痛み、通勤時には仙腸関節付近に痛みが出るとの事。(図のピンクの部分)
慢性的に2~3年続いていたが、直近3ヵ月ほどが特につらいとの事。
過去に整形外科を受診したが、特に異常なし(と言われた)
原因について
最初の検査時に、
- 腰を後ろにそらした時に仙腸関節にピキッとした痛みがある
- 仰向けになると、腰全体が引っ張られる感じ
- 仰向け・膝立てて腰を捻ると、仙腸関節に痛みがある
という状態でした。
痛みの原因としては、
- 長時間の座位(仕事・運転)により仙腸関節の動きが悪くなる
- 周辺の筋肉の硬さ
- 胃腸の弱り(ストレス)
が挙げられます。
基本的に大きな動きや作業はないとの事なので、同じ姿勢が長い場合の典型的な腰痛の例と言えます。
施術内容と経過
腰椎と仙腸関節の調整と胃腸の調整を行いました。
この時点で痛みは半分以下にはなったが、後屈時のピキッとした痛みはまだ残るとの事。筋肉は緩んだが、仙腸関節の動きがまだ十分ではない状態。
初回はここで終了。
3~4回は週1回ペースで通院していただくように説明。状態を上げるのと、施術終了後によい状態が継続するための土台作り。
4回目の時点で、運転時の痛みはほぼ無くなり、生活にも支障が無くなりました。
2週間後に5回目の施術。時折、起きた時に軽く痛むことがあるがすぐに治まるとの事なので、自然治癒力がかなり出てきていると判断しました。
3週間後に6回目の施術を行うが、この3週間の間に自然治癒力でほぼ改善し、今後のリスクもほぼ解消された状態になるだろうとと判断。
案の定、6回目来院時で3週間の間、特に困る事はなかったとの事だったので、施術終了しました。
まとめ
今回は、日々の習慣から引き起こされていたので、施術で痛みを取るというよりも、日々の生活の中でも痛みが出ない身体を作っていくというイメージで進めました。
起きた時の痛みは、腰椎のゆがみ+胃腸の弱りが考えられるので、内蔵も重点的に調整しました。後屈時の仙腸関節の痛みは、長時間運転にて仙骨が後ろに倒れていたのでそれも調整。
いずれも、前半で十分調整され、感覚を空けて調整する事で自然治癒力をうまく引き出せたパターンでした。
お電話ありがとうございます、
鳥取整体院でございます。