40代 男性 慢性の偏頭痛 年に数回のたうちまわる事も! 症例 頭痛

■40代 男性 会社員 鳥取市

 

■来院

2016年 7月

 

■来院時の状態

最初はぎっくり腰の症状で来院。ぎっくり腰自体は集中して3回の施術で改善されました。

お話をうかがうと、慢性の偏頭痛で頻繁に痛んで悩まされているとの事です。また、年に数回は頭が割れるようなのたうち回るくらいの頭痛が出るとの事で、こうなると頭痛薬も効果がなく、治まるまで耐えるしかないとの事。

「本当に地獄のようだ」と語っておられました。

 

また、整体でこの悩ましい頭痛が改善されるとは全く思っていなかった様でしたので、ぎっくり腰の後は頭痛の改善をしていきましょうとお伝えしました。

 

原因について

お話をうかがったところ、原因としては

  • 現場作業や長時間のデスクワークによる重度の肩こり
  • 責任ある業務や人間関係のストレス
  • 上記の原因や食生活(夕飯が遅い)による内臓(胃腸)の弱り
  • 頭痛薬の継続的な服用による内臓(肝臓)への負担

などが考えられます。

現場と内勤での多忙な業務や、役職からなど仕事からのストレスがかなり大きいと考えられました。

 

施術内容と経過

まず、最初の検査にて下記の事がわかりました。

  • 頭蓋骨・頭皮に動き、遊びがなく緊張が強い(血行不良の原因)
  • 頸椎の歪みと硬さ
  • ストレスなどによる胃腸の弱り(頭に血液が足りなくなる)
  • 頭痛薬常用により、肝臓の弱り(血液の質の低下)

まず、頭蓋骨~頸椎の骨格の硬さや骨の結合部を緩める事と、胃腸をはじめとした内臓の働きを正常に戻す事が急務となります。

胃腸が弱ると、その修復のために血液・酸素・栄養が胃腸に集中するために、頭部にそれらがいきわたらなくなります。

また、肝臓が弱る事で血液の浄化ができにくくなるので、血液が汚れて質が悪くなります。

 

これらが頭痛の大きな原因なので、血液を浄化した上で頭部に血液を十分いきわたらせることが最優先です。

 

特にひどい時は、頭部左側が割れるように痛みが出ていたそうです。(下図参照)

 

1~3回目

この段階では、もともとの来院理由であるぎっくり腰の施術を優先して行っています。

その過程で、頭蓋骨・頸椎の調整や内臓の調整は必ず行いますので、頭痛に対する改善の土台作りの施術にもなっています。行った事は、

  • 頭蓋骨~頸椎の緩みをつくる
  • 胃腸の調整をして、頭部に血液を送れる状態をつくる
  • 肝臓の調整で、頭部に送る血液の浄化・質を上げる(酸素・栄養)
  • 肩周辺の筋肉を緩める

ぎっくり腰の早期改善のため、1週間に3回の施術を行いました。結果的に、頭痛改善の土台を作るには好都合な流れになりました。

 

※補足

男性の頭痛の場合、内蔵調整での血行改善と同時に、肩周辺の筋肉硬化の緩和を重点的に行った方が良い場合もあります。

理由は、男性の方が女性に比べて筋肉量が多いので、筋肉硬化の影響を受けやすいからです。(もちろん女性も筋肉硬化の影響はありますが、内蔵系の影響が大きい場合が多いと感じます。)

 

4~7回目

ここからは、2週間ペースに1回で施術を進めていきました。

頭痛の状況としては、

  • 痛みの度合いは違えど、数日~1週間ペースで頭痛が出る
  • 痛みが強くなりそうな時は、予め頭痛薬を服用する事がある
  • 『のたうち回るような痛み』は不定期だが、数か月に1回ある

です。

『のたうち回る頭痛』は不定期なので、まずは日常での頭痛が出る頻度と、頭痛薬の服用の頻度の変化を一つの基準として進めて行く旨をお伝えしました。

(改善に向かって、痛みの度合いや頻度などの基準を設ける事はとても重要な事です)

 

2週間の間で数回の頭痛は出ていましたが、回を追うごとに痛みの度合いや頻度は順調に軽減されていきました。

6~7回目の間では、頭痛の回数は1回、痛みも当初の2~3割程度になっていました。また、4~7回の期間(約1ヵ月半)に、『のたうち回る頭痛』は出ていません。

 

8~10回目

ここからは、さらに間隔を空けて3週間に1回ペースに切り替えました。

この時点で、頭痛が出にくい身体ができつつあったので、下記のポイントに注意しながら進めました。

  • 頭痛の度合い・頻度が維持されるか(理想は、さらに改善される事)
  • 頭痛薬の服用の頻度の減少
  • 『のたうち回る頭痛』がでるかどうか

 

結果としては、上記すべてを満たす事が出来ました。3週間ペースで約2ヵ月の期間経過をみましたが、ごくまれに軽い痛みを感じる程度で頭痛薬を使うこともなく、のたうち回る事もなく過ごすことができました。

 

「まさか、こんな事になるとは思わなかった!一生付き合うのだと思っていたので、本当にありがたいです。」と喜んでいただきました。

今回は、計10回・約4ヵ月で施術を卒業となりました。

まとめ

頭痛にも様々なタイプがありますが、施術のポイントとして共通しているのは、

  • 頭蓋骨・頸椎の調整し、関節・結合部を緩める
  • 内臓(胃腸・肝臓)の調整で血液の浄化し、頭部に血液を送る
  • 肩周辺の筋肉を緩める

という事です。

 

今回のケースも、『のたうち回るほどの痛み』が出ていましたが、やる事は基本的には同じです。

長年、つらい頭痛に悩んでいる方がとても多いですが、ポイントを押さえていけば十分に改善が可能な症状なのです。

ですので、あきらめる必要も途方に暮れる必要もないという事をお伝えしたいです。

 

※補足

今回のケースのご本人の奥様が定期的にメンテナンスに来られているので、時々その後の様子をうかがうのですが、ごくたまに軽い頭痛があってもすぐに良くなる・のたうち回るような痛みは一度も出ていないという事で、胸をなでおろしている次第です。

(施術後、2年半以上経過しています。)

 

頭痛・偏頭痛について詳しくはこちら

頭痛・偏頭痛

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